リリースノート
ARM用IAR Embedded Workbenchバージョン8.10.1
このリリースノートでは、最新の機能や新しいデバイスサポート、プログラムの修正について説明します。
特徴
本リリースで修正された問題
英語版のインフォメーションセンタには、日本語化されていない最新情報があります。インフォメーションセンタ(英語)を参照してください。
バージョン7.80.2
バージョン7.70.1
新しいARM v8-Mコアをサポート
新しいARMコアCortex-M23およびCortex-M33は、現在サポートされています。
バージョン7.80.1
新しいIAR I-jet Trace for ARM Cortex-M XL デバッグトレースプローブをサポート
ARM Cortex-M XLのI-jet Traceは、トレースメモリサイズが256MbのARM Cortex-Mデバイス用の既存のトレースプローブよりも大きなバージョンです。
デバイスサポート
新デバイスサポート
AmbiqMicro APOLLO2_1024 Atmel ATSAMC20J17AU
ATSAMC20J18AU
ATSAMC20N17A
ATSAMC20N18A
ATSAMC21J17AU
ATSAMC21J18AU
ATSAMC21N17A
ATSAMC21N18A
ATSAMD51G18A
ATSAMD51G19A
ATSAMD51J18A
ATSAMD51J19A
ATSAMD51J20A
ATSAMD51N19A
ATSAMD51N20A
ATSAMD51P19A
ATSAMD51P20A
ATSAMDA1E14B
ATSAMDA1E15B
ATSAMDA1E16B
ATSAMDA1G14B
ATSAMDA1G15B
ATSAMDA1G16B
ATSAMDA1J14B
ATSAMDA1J15B
ATSAMDA1J16B
ATSAME51J18A
ATSAME51J19A
ATSAME51N19A
ATSAME51N20A
ATSAME53J18A
ATSAME53J19A
ATSAME53J20A
ATSAME53N19A
ATSAME53N20A
ATSAME54N19A
ATSAME54N20A
ATSAME54P19A
ATSAME54P20A
ATSAMV70J19B
ATSAMV70J20B
ATSAMV70N19B
ATSAMV70N20B
ATSAMV70Q19B
ATSAMV70Q20B
ATSAMV71J19B
ATSAMV71J20B
ATSAMV71J21B
ATSAMV71N19B
ATSAMV71N20B
ATSAMV71N21B
ATSAMV71Q19B
ATSAMV71Q20B
ATSAMV71Q21BCypress S6J327CK
S6J327CKxC
S6J327CKxE
S6J327CL
S6J327CLxC
S6J327CLxE
S6J328CK
S6J328CKxC
S6J328CKxE
S6J328CL
S6J328CLxC
S6J328CLxE
S6J32AAK
S6J32AAL
S6J32BAK
S6J32BAL
S6J32CAK
S6J32CAL
S6J32DAK
S6J32DAL
S6J32EEK
S6J32EEL
S6J32FEK
S6J32FEL
S6J32GEK
S6J32GEL
S6J32GEMMediatek MT2523D
MT2523G
MT7687F
MT7697
MT7697DNordicSemiconductor nRF52832-xxAB NXP MCIMX7D2
S32K142
S32K148STMicroelectronics STM32F722ZE TexasInstruments CC3220
PGA970デバイスサポート
サンプルプロジェクト
様々な評価ボード向けに9000以上のサンプルプロジェクトが製品のインストールに含まれています。詳しくは インフォメーションセンタを参照してください。
重要な情報
- インストールの前に
問題を回避するため、以前にインストールされた旧バージョンのIAR Embedded Workbenchがあるディレクトリに本リリースをインストールしないでください。以前の製品をアンインストールするか、本リリースを別のディレクトリにインストールすることを推奨します。ただし、以前と同じように、同じバージョンのメインのアプリケーションを使用する異なる製品を同じルートディレクトリにインストールすることは可能です。
- 移行
バージョン5.40では、デバッガのフラッシュローダのしくみが変更されました。追加のパラメータを持たないデフォルトのフラッシュローダをプロジェクトで使用する場合は、移行作業は必要ありません。
プロジェクトがデフォルト以外のフラッシュローダを使用していたり、追加のパラメータを使用していることをデバッガが検出すると、使用するデバイスのデフォルトのフラッシュローダに戻されます。また、.boardファイルがプロジェクトディレクトリに作成されます。必要があれば、デフォルトのフラッシュローダをこのプロジェクト固有の.boardファイルによって手動で上書きすることで、.boardを編集して使用することができます。バージョン4.xから本バージョンに移行する場合は、ARM IAR Embedded Workbench移行ガイドをお読みになることを推奨します。
- オブジェクトフォーマット
コンパイラ、アセンブラ、リンカおよびデバッガオブジェクトのフォーマットは、ARM ABI ELF/DWARF標準バージョン2.08に基づいています。標準の定義については、ARMアプリケーションバイナリインタフェースを参照してください。
- Windows VistaおよびWindows 7
Windows VistaとWindows 7には、UAC (User Access Control)という新しいセキュリティ機構があります。UACを無効にすると、Windows VistaとWindows 7はXPのように動作しますが、コンピュータのセキュリティが低下するため、これは推奨しません。IAR Embedded Workbench IDEを管理者として実行する必要はありません。ただし、管理者でない場合は、C:\Program Files\IAR Systemsにインストール済みの製品ツリーへの変更は、意図したようには機能せず、予期しない結果となる可能性があることです。一例として、インストール済みの製品ツリーからプロジェクトを直接開いたり、ビルドするときです。ビルドは成功しますが、結果のファイル(オブジェクト、リスト ...) は想定した場所には表示されません。代わりに、すべての出力ファイルはVistaおよび7によってC:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\IAR Systemsへリダイレクトされます。これを回避する望ましい方法は、IARインフォメーションセンタを使用してサンプルを開き、手動または自動によりProgram Filesの外にサンプルをコピーすることです。
アップグレード情報
商標
IAR Systems、IAR Embedded Workbench、C-SPY、IAR Visual State、From Idea to Target、IAR KickStart Kit、IAR PowerPac、IAR YellowSuiteおよびIARは、IAR Systems ABが所有権を有する商標または登録商標です。
MicrosoftおよびWindowsは、Microsoft Corporationの登録商標です。AdobeおよびAcrobat Readerは、Adobe Systems Incorporatedの登録商標です。CodeWrightは、Starbase Corporationの登録商標です。その他のすべての製品名は、その所有者の商標または登録商標です。
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